【もう、独身でいいやと思ったら】生涯独身のリアルな実態と後悔しないために考えておくべきこと
独身でいるという選択肢が以前にも増して一般的になってきた現代。
結婚や家庭を持つことが必ずしも幸せに直結するわけではないと感じる人も多いのではないでしょうか?
本記事では、一生独身でいる人たちの実態や、一生独身でいるために考えておくべきことなどについて掘り下げます。
一生独身の人々たち
生涯独身で過ごす人の割合は?
国勢調査によると、
2020年時点での生涯未婚率は、男性で約28%、女性で約18%に達しています。
2000年以降、生涯未婚率は増加傾向にあり、この傾向は今後も続くと見られています。
また、2030年には男性の3人に1人、女性の4人に1人が生涯未婚者になるという予測も立てられています。
結婚生活にかかる費用や育児の負担、さらにはパートナーとの関係のストレスなどを考慮すると、独身を選ぶことが合理的だと感じる人が増えているのです。
生涯独身でいる人の特徴は?
男性の場合
一生独身でいる男性は、自分の自由やライフスタイルを優先する傾向があります。
- 恋愛・結婚に興味がない
- 収入が不安定で家族を養える自信がない
- 自分の時間が大切
- 潔癖症すぎる
- 相手に求める理想が高すぎる
- 女性に積極的にコミュニケーションが取れない
- 束縛されたくない
- 一人暮らしが気楽
etc…
女性の場合
一生独身でいる女性は、経済的に自立していて、恋愛や結婚に対する興味が薄い傾向があります。
- 仕事にやりがいを感じている
- 一人の自由な時間を楽しんでいる
- 経済的に自立している
- 恋愛に興味がない
- 結婚願望がない
- 過去の恋愛に対するトラウマがある
- 相手に求める理想が高すぎる
- 一人暮らしが気楽
etc…
既婚者と未婚者どっちが幸せ?
20-50代の未婚者と既婚者にアンケートを実施したところ、既婚者で「幸せである」と答えた人は62.5%だったのに対し、
未婚者で「幸せである」と答えた人は36.7%でした。
この結果から、既婚者の方が高い幸福度を感じていることが明らかになりました。
しかし、既婚者の中には、家事や育児、仕事との両立によって自由が制限され、「独身はずるい」と感じる人もいるようです。
一方で、未婚者は、「自分の時間や選択が自由にできるから楽」といった意見を持ち、独身でいることに心から幸せを感じている人も多いです。
結局、結婚や独身生活の幸福度は、それぞれの価値観やライフスタイルによって変わるため、簡単には比較できません。
つまり、各人の状況や感じ方によって、幸福の形はさまざまなのです。
独身でいた方が良い人の特徴は?
以下のような人は、独身でいることが向いています。
- 自分の時間を自由に使いたい人
- 旅行やスポーツなど、自分の好きなことにたっぷり時間をかけたい人
- さまざまな人と交流し、友人関係を楽しむことが好きな人
- 仕事や私生活が充実している人
- 経済的な余裕がある人
- 家庭や子育ての責任を持たずにいたい人
- 周囲からの目や世間体を気にせずいられる人
生涯独身でいるために覚悟しておくこと
経済的に自立しておく
安定した収入源を確保することが、自立した生活を送る上で最も重要です。
不測の事態に備えて、ある程度の貯蓄をしておきましょう。老後資金などを含め、将来の生活設計に合わせた資産形成を検討しましょう。
良好な人間関係を築いておく
友人や趣味の仲間など、頼れる人やコミュニティを持つことは心の支えになります。
他者との関わりをもち、孤独を感じないように工夫しましょう。
健康管理に気を付ける
病気の早期発見・早期治療に繋がるので、定期的な健康診断を受けましょう。
また、健康な体作りには、バランスの取れた食事が大切です。ストレス解消や体力維持のために、適度な運動も習慣化しましょう。
将来設計をしておく
老後の生活費をどのように確保するか、具体的な計画を立てましょう。
将来的にどのような住まいでどう暮らしたいのか、バリアフリー設計などもあわせて検討しましょう。
また、介護が必要になった場合に備え、近くにある介護施設の情報収集をしておきましょう。
緊急時の備えをしておく
将来の生活を安心して送るために、医療保険や介護保険、個人年金保険など、自分に必要な保険に入っておきましょう。
楽しみをみつける
趣味を持ったり、いろいろな場所へ行ってみることで、毎日を豊かに過ごすことができます。
新しいことを積極的に行って自分にとっての楽しみを増やしましょう。
終活をしておく
銀行口座、不動産、有価証券などの財産を整理し、どこにどのような財産があるのかを明確にしておきましょう。
親戚などの親しい間柄の人がいる場合、家や家財を生前整理して老後を身軽に過ごす計画も考えましょう。
また、孤独死のリスクも念頭に置き、有料の老人ホームの情報収集をしておきましょう。
後悔しないために考えるべきこと
「もう独身でいいや…」と思いつつも、心のどこかでまだ結婚を諦めきれない人は、自分でも気づかないうちに、結婚に対して不安を感じているのかもしれません。
そんなときは、ぜひ一度立ち止まって、自分の心の声を聞いてみてください。
結婚に対して、具体的にどんな不安を感じているのかを書き出してみましょう。
- そもそも出会いがない
- 本当に自分に合う人と出会えるのか
- 結婚したら、自分の自由な時間が減る
- 相手や相手の家族とやっていけるのかが心配
- 自由にお金が使えなくなる…
- 昇進をあきらめなければいけない?
etc…
「出会いがない」と結婚をあきらめている人は、結婚相談所がおすすめです!
まとめ
「もう、独身でいいや」と思ったあなた。
それは決して悪いことではありません。
大切なのは、自分の心に正直に向き合い、自分らしい生き方を選択することです。
これから自分が進むべき道をじっくりと考えていきましょう!
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